両者の体重差が大きな壁に
プロ3戦目でWBO世界フェザー級タイトルを獲得し、その後、スーパーフェザー級、ライト級と世界3階級を制した。多彩なテクニックを誇るサウスポーで、戦績は18勝(12KO)3敗。
ジョーンズ・ジュニア氏が望むように、井上対ロマチェンコ戦が実現すれば、世界中から注目されることになるが、両者の体重差が大きな壁となりそうだ。
井上は現在スーパーバンタム級(55.3キロ)の王者で、ロマチェンコは3階級上のライト級(61.2キロ)の王者だ。井上は近い将来、フェザー級(57.1キロ)に階級を上げる意向だが、それでもロマチェンコと2階級離れている。
このような事情から両者の対戦は現実的ではないとはいえ、ジョーンズ・ジュニア氏が望むカードが実現すれば、世界的ビッグマッチとなるのは間違いないだろう。
井上は12月24日にWBO・IBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア、26)を相手に防衛戦を予定している。