プロ野球日本ハムで投手としてプレーした野球解説者の岩本勉氏(53)が2024年12月9日までにユーチューブを更新し、楽天を退団して自由契約になった田中将大投手(36)について私見を述べた。
「マー君、そりゃ給料下がるよ」
田中は11月24日にユーチューブを更新し、来シーズン楽天と契約を結ばないことを発表。26日にはメディア取材に対応し、楽天を退団した理由について自らの口で説明した。
スポーツ紙の報道によると、田中は「個人的に受けた印象としては、もう期待はされていないんだなと。最適な言葉がなかなか思い浮かばないですけど、これはちょっと出て新しいところで、求められるところでやるのが自分にとって1番だな」などと語ったという。
田中は大リーグのニューヨーク・ヤンキースから20年オフに古巣楽天に復帰。1年目の21年シーズンは4勝9敗。22年シーズンも9勝12敗と負け越し、23年シーズンは7勝11敗だった。
24年シーズンは、23年10月に受けた「右肘関節鏡視下クリーニング術」の影響で、1軍での登板は9月28日のオリックス戦1試合のみだった。
岩本氏はこのような一連の流れを踏まえ、次のように持論を展開した。
「イーグルスのフロントと、言った言ってない。寂しかった、期待されていないとか、それぞれあるやんか。いろいろな見方があって、言った言ってないは知らない。俺は思うけど、マー君、そりゃ給料下がるよ。だって、2024年勝ち星ついてないわけでしょ。それで2億円くらいもらってたんでしょ。それで、減額(制限)を超える、たぶん数千万円の提示だったと思う。数千万円でもしょうがない。野球ビジネスだから」
「契約書が目の前にあるということは、期待されていること」
そして、田中が「(球団から)もう期待されていないんだな」と発言したことについて、こう指摘した。
「マー君、期待されてないどうのこうの。されてるやん。減額制限切ってても、来年の契約を考えてますって。契約書が目の前にあるということは、期待されていること。これは、はっきり言ってプライドが邪魔したね。今までとてつもない数字を出している。24連勝とか。そのままアメリカに行って20億円プレイヤーぐらいになった」
田中は8日にメディア取材に対応し、移籍交渉の進捗に言及。スポーツ紙の報道によると、楽天との再契約の可能性を否定し、11球団との交渉に関しては「そこに関しては特に言えることはないです」と語ったという。
このような状況の中、岩本氏は「(球団に)『マー君、今年1年苦しかったけど、来年は』と言ってほしかったのかな。マー君もそんななるのかな」とコメントし、「(200勝は)いけると思うが、どのチームで、どのように輝くか。こそっとリリーフでいって勝ち星ではなく、『さすがマー君、よっ200勝』と言いたい」と期待を寄せた。
田中は楽天で通算119勝、ニューヨーク・ヤンキースで78勝を挙げ、日米通算197勝で、節目の200勝まであと3勝に迫っている。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) September 28, 2024
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ついに帰ってきたエースナンバー#田中将大 今シーズン初登板
⚾プロ野球(2024/9/28)
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