俳優の石田ゆり子さん(55)が2024年12月10日、入浴中の不慮の事故で急死した歌手で俳優の中山美穂さんへの追悼文をインスタグラムで投稿した。
「私にとって中山美穂さんは、うまく言えないけど...」
石田さんは「美穂さん、と最初は呼んでいた。私にとって中山美穂さんは、うまく言えないけど自分には絶対にない,何かを飛び越えたところにいる人だった。同じ年なのに、会うたびに緊張したし、でもなんだかドキドキしたのだ。出会う人みんなを吸い込んでしまうような、そんな魅力を持ったひと」と切り出し、中山さんへの印象を語った。
続けて「サヨナライツカという映画で私たちはとても対照的な女性像を演じた。美穂ちゃんの演じる沓子と私の演じる光子がホテルの部屋で対峙するシーンがあった。あのときの美穂さんの感情の揺れ,昂り、涙が目の奥に焼きついている。本当に,魅力的だった」と、10年公開の映画「サヨナライツカ」でのエピソードを紹介。同映画は中山さんの当時の夫・辻仁成さんのベストセラーを映画化したものだ。なお、中山さんと辻さんは02年に結婚し、14年に離婚している。
石田さんは、最後に「何年か前、小さくて素敵なフレンチレストランでばったりあった時美穂ちゃんは、1人で颯爽とやってきて、私をみつけて、ゆりちゃん、と小さな声で言ってにっこり笑った。あの笑顔が忘れられないのです。ほんとうに 綺麗な笑顔でした。みぽりん,心の中でそう呼んでます。残念です。早すぎます」と胸中を明かした。