2人組バンド「DREAMS COME TRUE」のベース・中村正人さんが2024年12月7日、Xで観客らの「帰宅」に関する苦言を投稿し、波紋を広げている。
「色々ご都合おありなのはお察ししますが...」
中村さんは7日、ライブの終演後、「色々ご都合おありなのはお察ししますが最後のご挨拶の途中でどんどんお帰りになる多くの皆様のお姿を拝見すると『ああ、そんなにライブがお気に召されなかったのか』と深く反省する次第です」(削除済み)と投稿した。
DREAMS COME TRUEは7日、デビュー35周年を記念するライブツアー「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン 2024/2025」の愛知公演を行っていた。
会場は中部国際空港直結の「Aichi Sky Expo」(愛知県国際展示場)で、最寄駅は名古屋鉄道(名鉄)の中部国際空港駅。名古屋駅からは、特急で約30分の距離だ。
「好きな人のライブなんて最後まで見たいに決まってるじゃん...」
後に投稿は削除されたが、Xでは「途中退席」「ドリカム」などのワードがトレンド入りした。ライブやコンサートには遠方から来場するファンも多いことから、帰宅時間が合わず泣く泣く途中退席するというファンも少なくない。
SNSでは、DREAMS COME TRUEのファンに限らず、演者側が途中退席にネガティブなイメージを持っているのではと心配する声も上がっている。
「最後まで見ていたいけど、結構次の日の都合あったり、地方からなら新幹線や電車や飛行機とかの時間とかあるから仕方ないのよね 皆んな最後まで見たいんだけど、そこに住んでる人ばかりじゃないのよ。特にチケ取れないアーティストさんのは 」
「田舎住み社会人(私)はさ、ライブ当日は休み取れても次の日までは取れないから日帰りで遠征ライブ行くしかないのよ。乗り継ぎが多いと早めに帰宅しないといけない時もあるのよ。時間も金も労力も使って行った好きな人のライブなんて最後まで見たいに決まってるじゃん...途中退席したい訳ないじゃん... 」
中村さんのもとにもこうした意見が届いたのか、その後「なるほど 初めての会場なので事情がわかりました ご足労誠にありがとうございました 明日もベスト以上を尽くします」と投稿。しかし、この投稿も8日までに削除された。