「手取りを増やす」国民・玉木雄一郎氏「103万円の壁」めぐり 税理士の手間は変わる?「現場の声を」Xで呼びかけ

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   国民民主党の玉木雄一郎氏が2024年12月7日、同党が掲げている「基礎控除の引き上げによる103万円の壁の問題」をめぐり、Xで税理士らに情報提供を呼びかけた。

  • 国民民主党の玉木雄一郎代表(2021年撮影)
    国民民主党の玉木雄一郎代表(2021年撮影)
  • 国民民主党・玉木雄一郎氏のX(@tamakiyuichiro)より
    国民民主党・玉木雄一郎氏のX(@tamakiyuichiro)より
  • 国民民主党の玉木雄一郎代表(2021年撮影)
  • 国民民主党・玉木雄一郎氏のX(@tamakiyuichiro)より

「基礎控除の引き上げについては速やかに円滑に行いたい」

   国民民主党は「手取りを増やす」政策を訴え、所得税の課税最低額を178万円まで引き上げることを求めている。

   玉木氏は7日、税制改正をめぐり「ある税理士さんから連絡をいただきました」と報告した。

「基礎控除の引き上げによる103万円の壁の問題に関して曰く、『基礎控除の引き上げは、実務上及びプログラム上全く問題ありません。当事務所では、7社の会計ソフト、年末調整及び所得税ソフトを使用しておりますが、3社のベンダーさんからは全く問題ないとの回答を内々に賜りました。』と」

   そして税理士は、「『定額減税』への対応に比べると圧倒的に簡単だと」としていたという。

   こうした情報を踏まえ、玉木氏は「基礎控除の引き上げについては速やかに円滑に行いたいと思っていますので」とし、さらなる情報提供を求めた。

「全国の税理士さんはじめ関係者の皆さんの現場の声をお聞かせください」

   玉木氏の呼びかけには、関係者らのコメントが相次いでいる。

   開業を控えている税理士のXユーザーは、「定額減税の時の実務対応と比べると税制へのキャッチアップ労力は1/100ぐらいです」と返信。玉木氏は「100分の1!」と驚きをつづった。

   千代田税理士法人代表の市邉隆志氏は、「控除額が変わるだけなら全く大変では無いです。国税庁も分厚いQ&Aを出す必要も無いです」とした上で、「現場の税理士の意見を聞いて頂けること、とても有難いです。是非一つでも多くの意見を見て、政策に反映させて頂きたいです」と期待を示した。

   「103万円の壁」の突破に向けて具体的な動きをみせる玉木氏に、ほかにもXでは、「基礎控除上げるだけの税制改正はとても簡単で、ほとんどの国民が減税になり、働きやすさの促進と、手取りを増やします。本当賛成です」「現場の声をしっかり受け止めて、実行可能な政策に落とし込む玉木さんの姿勢、本当に頼もしいです。『定額減税より簡単』という税理士さんの声も心強いですね!」など支持の声が寄せられている。

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