歌手で俳優の中山美穂さんが2024年12月6日、54歳で死去した。東京都内の自宅浴室内で倒れているのを事務所関係者が見つけて110番通報し、現場で死亡が確認されたと各メディアが報じた。所属事務所も死去を発表した。
Xでは悼む声が出ている中、中山さんが過去に出演したある作品について、俳優の不幸が続いていると動揺する声が広がっている。
「なんでこんなにたくさん...」
中山さんは6日に大阪でのコンサート出演を控えていたものの、目前にして、スタッフが運用するXを通じて「体調不良」を理由に公演中止が発表された。15時頃から死去が報じられ、一部では病死の可能性も指摘されている。
Xでは、中山さんの活動を振り返りながら追悼するファンもいる。その中で注目された出演作が、19年5月18日に放送されたスペシャルドラマ「コンフィデンスマンJP 運勢編」(フジテレビ系)だ。
「コンフィデンスマンJP」はテレビドラマを皮切りに映画も複数展開された人気シリーズ。俳優の長澤まさみさん、東出昌大さん、小日向文世さんを中心に、豪華キャストが登場している。
運勢編の放送前日にあたる19年5月17日公開の映画第1作「コンフィデンスマンJP ロマンス編」をめぐっては、のちに出演者2人が亡くなっている。20年7月に三浦春馬さん(享年30)、同年9月には竹内結子さん(享年40)が、自殺とみられるとして報じられた。
中山さんの訃報を受けて、Xでは同シリーズのファンらから、「私はコンフィデンスマンJP大好きなんだけど、出演者の不幸が続いてて悲しい」「出演者がまた1人亡くなるとは...」「ここまでくるとさすがになんか怖くなってくる」「なんでこんなにたくさん......なんで......?」「見るたび悲しくなってしまう」といった声も上がっている。