「当たられた方も味方がいるだけで全然違うと思います」
「ぶつかりおじさん」をめぐるトラブルは、これまでもたびたび問題となっている。数か月前には、駅の通路を広げるため工事中の田町駅前(東京都港区)では、ケガ人が出るトラブルも起きたと報じられていた。
"現場"を目撃し、直接声掛けをしたという万城目さんの投稿には、「声掛けしてくださってありがとうございます! 当たられた方も味方がいるだけで全然違うと思います」「万城目先生、相手が居直ってしまったとはいえ、よく言ってくださいました。目撃したら黙っていない男の人がいると、抑止力になるそうです。性別による影響力の不均衡もイヤなものですけれど」など、感謝の声が寄せられている。
万城目さんは4日、投稿が大きな注目を集めたことを受け、「いわゆるバズりが発生すると、セットで想像の地平を超えた反応を体験できるのが、おもしろくもあり、怖くもあるところなのですが、今回は『ぶかったのお前本人だろ』という叙述トリック指摘が一頭地を抜いていました」(原文ママ)と思いもよらない誤解を受けたとも明かした。
大混雑の駅で、ものすごい勢いで若い女性にぶつかるおじさんを目の前で目撃し、あまりにひどいので「あんなぶつからんでええやん、女の人かわいそうやん」と話しかけたら「向こうからぶつかってきたんだよ」と返されました。ええ年した大人が、推定五十半ば完全な大人が、、、あたしゃ悲しかったよ。
— 万城目学 (@maqime) December 3, 2024