「のりふみ」こと「紀文」SNS中の人交代 企業公式が別れ惜しみ...ネット民「なんかいいね」

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   練り物を製造販売する「紀文」公式Xアカウントが2024年12月3日、「中の人」の交代を発表した。

  • 「のりふみ」氏の投稿。紀文公式X(@kibun_kitchen)より
    「のりふみ」氏の投稿。紀文公式X(@kibun_kitchen)より
  • 「ちくわぶマップ」。ゼンリン公式X(@ZENRIN_official)より
    「ちくわぶマップ」。ゼンリン公式X(@ZENRIN_official)より
  • 「のりふみ」氏の投稿。紀文公式X(@kibun_kitchen)より
  • 「ちくわぶマップ」。ゼンリン公式X(@ZENRIN_official)より

「私は、おはんぺんの国に帰ろうと思います」

   紀文公式Xは、SNSを通じて紀文商品の紹介やアレンジレシピなどを紹介しているアカウントだ。

   ネタ投稿を交え、フォロワーとの交流も積極的に行っているほか、「きぶん」の名前を「のりふみ」と誤読するユーザーが現れたことをきっかけに、読み間違いに「きぶんだよ!!!」とツッコむ流れが話題に。Xで「のりふみフェスティバル」がトレンド入りしたこともある。「#のりふ民」との公認ファンネームまで作られた。

   紀文公式Xは3日、書面を公開し、「中の人」の交代を伝えた。

「突然ではございますが、12月6日(金)をもちまして『のりふみ』ことX担当は引退することになりました。3年半、ありがとうございました。私は、おはんぺんの国に帰ろうと思います」

   「『のりふみ』と呼ばれた日には、それはそれは通知が止まらなく、夜も眠れぬ日々を過ごしたのですが、今となってはいい思い出です。笑」と振り返り、「『のりふみ、買ったよ!』『投稿見て食べたよのりふみ! 美味しかった!』と毎日沢山の人たちが商品を買って美味しかったレシピや喜んでいただけたお声をいただけて、私は本当に嬉しかったです!! きぶんですけどね弊社!!!!!」とおなじみのツッコミを入れた。

   アカウントの成長につれ「社内やお取引先からも『見てるよのりふみ!』と声をかけられるようになりました!(社員までのりふみ言うなし。)」として感謝をつづった。

   来週からは「同期の 『ちくわちゃん』が引継ぎます」といい、「『楽しく、美味しく』今後も弊社、ちくわちゃんをどうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

「のりふみぃぃぃぃぃいいいいい」「とこんぶぅぅぅぅうう」

   多くのファンを集めた「のりふみ」の引退に、企業アカウントをはじめとする惜別のコメントが相次いだ。4日11時現在、1200件を超えるリプライが寄せられている。

   日本ハム「シャウエッセン」公式Xは、「ホットチリ好きののりふみさぁぁぁん!!! 寂しいけどコラボ投稿できたのが楽しい思い出です おでんにはんぺん忘れないようにします! シャウのことも忘れないでくださいね!」と寂しさをつづった。

   「MKタクシー」公式Xは「大変お世話になりました...! のりふみさんのおかげで、生まれて初めて『ちくわぶ』を食べる経験ができたことを昨日のように思い出します...」と同アカウントをきっかけに食が広がったとした。

   地図情報の調査・制作・販売を行う「株式会社ゼンリン」公式Xは、「のりふみさん、ちくわぶマップの際は大変お世話になりました で、いつちくわぶ会やりますか?」とリプライ。紀文は「ちくわぶ会wwwwwwwww やりたいwwwwwww」とノリノリで応えている。

   昆布菓子「都こんぶ」公式Xは、「のりふみぃぃぃぃぃいいいいい」と泣き顔の顔文字を添え絶叫。紀文は「とこんぶぅぅぅぅうう」と叫び返し、「もう言い争いもできないけど、楽しかったです。頑張ってね」とエールを送った。

   企業アカウント同士のやり取りに、「リプ欄が平和でほっこりしました。愛されてるなあ......お正月の伊達巻は紀文さんにしよ」「企業アカウントがたくさん集まって、別れを惜しんだり、労ったりで溢れてるの、なんかいいね。Twitterはこういう世界でいいよね。のりふみさん、お疲れさまでした」など、癒やされたとの声が相次いでいる。

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