大丸京都店(京都市下京区)の6階子ども服売場で2024年12月1日、営業中に天井の一部建材が剥がれ落ちたことが分かった。広報は取材に、原因は調査中だとしながら「老朽化」の可能性に言及している。
「天井が崩れ落ちたり、穴は空いていません」
大丸松坂屋百貨店の大丸京都店・広報は2日、J-CASTニュースの取材に答え、天井(躯体=くたい、骨組み部分)を覆っていた建材「1メートル四方」が剥がれ落ちたと明かした。剥落した物の材質は「塗装剤とそこに張り付いたモルタルの一部」だという。
発生時刻は15時20分ごろで「天井が崩れ落ちたり、穴は空いていません」。営業中だったもののケガ人などはいなかったという。同社の対応は下記のように説明した。
「同じ構造の天井は6階と7階の一部であったため、現場確認を行い営業可能と判断しました。該当エリアの部分をパーテーションで囲い、その後に壁で囲いました。
昨日(編注:事故当日)は、営業時間中と、営業後の2回、専門業者に見て頂き、同じことが起こる可能性は低いという見解を得て、営業を継続しています。営業時間中も巡回による目視を継続しています」