「おとり捜査」と「仮装身分活動」は何が違うのか 高市早苗氏、「サンジャポ」議論めぐりXで解説

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   自民党の高市早苗前経済安全保障相が2024年12月1日、自身のXを更新し、同日放送の情報番組「サンデー・ジャポン」(TBS系)の内容に言及した。番組では、闇バイト対策に関する高市氏の発言を取り上げた。Xではこの点に触れ、「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」の対策提言案には「通信傍受の強化」と「おとり捜査」は入っておらず、盛り込まれているのは「仮装身分活動(身分秘匿捜査)」だと指摘した。

  • 高市早苗氏(2021年9月撮影)
    高市早苗氏(2021年9月撮影)
  • 高市早苗氏のXより(@takaichi_sanae)
    高市早苗氏のXより(@takaichi_sanae)
  • 高市早苗氏(2021年9月撮影)
  • 高市早苗氏のXより(@takaichi_sanae)

「『通信傍受の強化』や『おとり捜査』に関する賛否が議論されていたそうです」

   1日放送の「サンデー・ジャポン」では、高市氏が「通信傍受の強化や警察が身分を偽って捜査することなども検討すべきとの考えを示した」ことに触れた。最近では、高市氏は11月25日に長野県松本市で行った講演で、同趣旨の発言をしている。こうした高市氏の持論に対し、ネット上では賛否の声が上がっていると伝えている。

   番組にスタジオから出演した実業家・堀江貴文氏は、「『おとり捜査』はいいと思うんですよ。ちょっと出てましたけど。ただ、通信傍受は何の意味もないんで」と指摘。

続けて、闇バイトの勧誘グループから届く連絡などの手続きは決まっているとし、「LINEとか、ある程度規制できるところに『こういうの来たら警告文を出す』とか、そういう対策を事業者にお願いするっていうのが、『おとり』とそれで対策するのが良いと思います」と提案した。

   これを受け、高市氏が同日、Xを更新。高市氏は、番組は見られなかったが、「旧知の記者」から聞いたとして、番組内容を「いわゆる闇バイトによる犯罪への対策が取り上げられており、『通信傍受の強化』や『おとり捜査』に関する賛否が議論されていたそうです」と説明。

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