「2軍で敵がいないと言っても飯が食えない」
高木氏はリチャードのプレースタイルについて、「集中力がない」と評する一方で、現在のチーム状況を踏まえ、次のように分析した。
「だけど、レギュラーとして責任を与えたときには、人間変われる。責任がないから、おちゃらける。4番で、お前が打たなくちゃ優勝できないよと。じゃあ、私生活どうするんだと。普段の練習をどうするんだ、といったらやるしかなくなる。そういうふうに追い込んでいかないと。ただ、ソフトバンクでは追い込めない。優秀な選手がいる。それだったら、出してやった方がいい」
そして、リチャードのように2軍で結果を残しても、1軍での出場機会に恵まれないソフトバンクの現状に関して「それだけ優秀な選手がいるということは、抱えきれていない。選手からも不満が出るよ」とし、こう続けた。
「レギュラーで出て、稼ぐために一生懸命にみんなやっているわけだから。このまま2軍で無双状態。敵がいないと言っても飯が食えない。1軍で(本塁打を)18本打ったらどうなる? リチャードの今の給料だったら、倍になると思う。絶対に倍になる。それ(本塁打)に伴って打点がつくわけだから。これは確かに、リチャードの気持ちは分かる。痛いほど」
沖縄尚学高校出身のリチャードは17年のドラフト会議で、ソフトバンクから育成3位で指名され入団。20年に支配下登録選手となり、21年9月に1軍の公式戦デビューを飾った。プロ7年で1軍出場は通算94試合で、打率.165、10本塁打、27打点。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 1, 2024
大砲開眼
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反撃の導火線となるか!
リチャードが3安打の大活躍
⚾#プロ野球(2024/5/1)
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