スマホの外出先でのWi-Fi利用、コロナ禍以降増える 危険な「なりすましWi-Fiスポット」には注意

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   スマホを無線で接続し、高速通信を楽しめるWi-Fi。みんな外出先でWi-Fiをどのように利用しているだろうか。

   NTTドコモのモバイル社会研究所(東京都千代田区)が2024年11月28日に発表した調査「コロナ禍以降、公共施設やデパート・ショッピングセンターでのWi-Fi利用が増加」によると、公共施設やショッピングセンターなどでの利用が増えている。

   しかし、Wi-Fiにはリスクも伴う。賢い利用方法を調査担当者に聞いた。

  • Wi-Fiスポットでスマホを使う人々(写真はイメージ)
    Wi-Fiスポットでスマホを使う人々(写真はイメージ)
  • (図表1)直近1か月の外出先のWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
    (図表1)直近1か月の外出先のWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
  • (図表2)公共施設でのWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
    (図表2)公共施設でのWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
  • (図表3)デパート、ショッピングセンターでのWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
    (図表3)デパート、ショッピングセンターでのWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
  • Wi-Fiスポットでスマホを使う人々(写真はイメージ)
  • (図表1)直近1か月の外出先のWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
  • (図表2)公共施設でのWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)
  • (図表3)デパート、ショッピングセンターでのWi-Fi利用率(モバイル社会研究所作成)

外出先Wi-Fi利用、公共施設とショッピングセンターで増加

   モバイル社会研究所の調査(2024年1月)は、スマホを持つ全国15歳~79歳男女5841人が対象。コロナ禍前の2020年と、コロナ禍真っ最中の2022年に行った同様の調査と現在(2024年)を比較した。

   【図表1】は、外出先でのスマホのWi-Fi利用率を示したもの。2022年調査では2020年と比較して職場・学校でのWi-Fi利用率が大きく増加(約6ポイント)したが、他の場所では大きな変化はない。

   2024年調査では全体的に利用率が増加している。特に、職場・学校のほかに公共施設(役所・図書館・公民館など)で約7ポイント、デパート・ショッピングセンターでも約5ポイントと大きく増加したことが目立つ。

   その公共施設での利用率を性別年代別に比較・集計したのが【図表2】だ。男性のほうが女性より平均で6~7ポイント高く、男女とも特に若い世代(15~29歳)で高いことが特徴だ。若年層は他の年代より図書館や体育館を利用する人が多いのかもしれない。

   次に、デパート・ショッピングセンターでの利用率を性別年代別に見ると、ミドル層(30~59歳)では男女の差異がほとんどない。しかし、若年層(15~29歳)とシニア層(60~79歳)では、男性のほうが女性より高い傾向にある【図表3】。これはどういうわけだろうか。

   ちなみに、自宅でのWi-Fi利用率は性別年代別を問わず、90%を超えている。

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