俳優の藤原紀香さんや元AKB48メンバーでタレントの篠田麻里子さんをはじめとする芸能人・スポーツ選手のマネジメントを手掛けてきた芸能事務所サムデイ(someday)が2024年11月27日、破産申請を行ったことを公表した。
これを受け、藤原さんや篠田さん、元AKB48メンバーでタレントの松井咲子さんがインスタグラムで心境をコメントした。
「何も知らせず急に破産は酷いな」
サムデイ公式は27日、ホームページに書面を公開し、「誠に申し訳ございませんが、弊社は、債務超過に陥ったため、令和6年11月25日、東京地方裁判所に対して、破産手続開始決定の申立てを行いました」と発表した。
同社には、俳優の藤原紀香さんや篠田麻里子さんらをはじめ、元サッカー選手でサッカー指導者の山本昌邦さん、元サッカー選手でサッカー解説者・指導者の宮澤ミシェルさんらが所属していた。
所属タレントについては、「今後はそれぞれ活動を行っていくことになると存じますが、今後ともお引き立ていただければ幸いです」とし、「弊社は、令和6年12月26日頃迄を目途に一部営業継続の許可を得て、突然のタレントの欠席等が生じないようソフトランディングを目指していく所存です」とした。
「タレント及び従業員に対しても全く何も知らせずに破産申立てを行いましたのでご理解くださいますよう」ともしている。
突然の発表に、SNSでは「何も知らせず急に破産は酷いな」「TVはギャラも下がって経営厳しいのはわかるんだが、いきなり破産って、金の使い方がバブル期のままだったとしか思えんわ」など驚きと所属タレントへの同情の声が上がった。
所属タレントらからも困惑の声が相次いでいる。
藤原紀香さんは28日、インスタグラムで「所属事務所が〝年内に廃業する可能性がある〟との先日の記事を読んで大変驚き、その当日に事務所に事実確認をしたところ、『まだ何も決まっていない』との回答を受けておりました。不安な気持ちを抱えていたところ、一昨日『破産手続開始決定の申立てをした』との報告がありました。これを受け,近日中に所属事務所を離れることとなります」と心境を明かした。