「きちんと反省し、自分と他人を大切にする人生を歩んでほしい」
SNSでは、被害者遺族をあおり、殺人予告をした中学生に対し、厳しい声が相次いだ。一部では、中学生の個人情報を特定しようとする動きなどもある。
こうした中、松永さんは【追記】として過熱する世論に思いを明かした。
「中学生に対する、『批判』を超えた『誹謗中傷』や、本人の個人情報を特定すること。私はそういったことは望みません」
中学生をめぐる対応については「殺害予告をした以上、社会的責任は果たして欲しいと思いますが、その後はきちんと反省し、自分と他人を大切にする人生を歩んでほしいと願っています。そのためにも毅然とした態度で臨みます」と説明。
今回の事件化により、「それだけでなく、脅迫をするに至る細かい背景を知ることにもつながり、社会全体で考えるきっかけになり、再発防止への重要な一歩に繋げられるかもしれません」とした。
松永さんは、こうした対応に際しては「かつて娘がいた身として、出来ることを考え抜いた結果です」ともしている。
SNSユーザーに向け、「『批判』はあって然るべきで、それが議論に結びつくと思います。しかし、それを超えた『誹謗中傷』や、本人の個人情報を特定しようとする動きはどうかお控えいただきたいです」と呼びかけた。
松永さんの訴えには、「罪を憎んで人を憎まず、立派な姿勢だと思います」「間違ってないです。むしろ若いうちに教えてあげて良かったです。辛かろう、寂しかろうと思いますが、これからも悲しむ人がない様活動してください」などとする声が寄せられている。
【追記】
— 池袋暴走事故遺族 松永拓也 (@ma_nariko) November 28, 2024
中学生に対する、「批判」を超えた「誹謗中傷」や、本人の個人情報を特定すること。
私はそういったことは望みません。…