池袋暴走事故遺族、殺害予告の中学生に「自分と他人を大切にする人生を歩んで」 ネットユーザーの詮索にもクギ

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   妻と娘を失った池袋暴走事故の被害者遺族・松永拓也さんが2024年11月28日、自身に対する殺害予告を行っていた14歳の女子中学生に批判が集中していることについて、Xで思いをつづった。

  • 松永拓也さん(2021年2月、公判後の会見より)
    松永拓也さん(2021年2月、公判後の会見より)
  • 殺害予告の文面。9月12日の松永拓也さんのX(@ma_nariko)投稿より
    殺害予告の文面。9月12日の松永拓也さんのX(@ma_nariko)投稿より
  • 松永拓也さん(2021年2月、公判後の会見より)
  • 殺害予告の文面。9月12日の松永拓也さんのX(@ma_nariko)投稿より

「彼女には未来があります」

   28日の報道によると、9月に松永さんをメールで脅迫したなどとして、警視庁が横浜市の中学3年生の女子中学生を書類送検する方針を固めたという。

   女子生徒は交通事故で家族を失った遺族の団体「関東交通犯罪遺族の会」通称「あいの会」に送信したメールの中で、池袋暴走事故の遺族である松永さんに対し「殺してあげようか」などと脅迫した疑いなどが持たれている。

   松永さんが過去に公開していた実際に送られたメールのスクリーンショットでは、女子生徒は松永さんに対し「完全に金目当てで草笑」「そんなに辛いなら私が変わりに殺してあげよっか?笑」などとしていた。

   松永さんは28日、送信者が中学生だったことについて「未成年があのような恐ろしい殺害予告を行ったことに、驚きと戸惑いを感じています」としつつ、「彼女には未来があります。その未来のために、ちゃんと社会的責任を果たし、深く反省した上で、自分と他人の命を大切に生きていく一歩としてほしい」とつづっていた。

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