甲斐拓也は巨人に必要か? 「獲得した方がいい」球団OBは断言も...「レギュラー確定ではない」

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「FAだから試合に出てください、ではないと思う」

    高橋氏は「この3人はある程度1軍で活躍できる選手ではある」とし、次のように持論を展開した。

    「それ以上にキャッチャーは、すごく重要な意味を持つ。特に阿部監督。キャッチャー出身の監督なので、キャッチャーには結構厳しい。だから、大城選手をいきなり外したり。こういうことをするのではないかなと思う。甲斐選手も来たとしても、阿部監督の目はそれほど甘いものではない。『FAだから(試合に)出てください』ではないと思う。結果を出さないと、配球や自分の意見をしっかり通せるキャッチャーじゃないと、阿部監督は認めないと思う。取ってもレギュラー確定ではないかもしれない」

    甲斐は長らくソフトバンクの正捕手としてチームをけん引してきた。国際大会では、19年「プレミア12」、21年東京五輪、23年ワールド・クラシック・ベースボール(WBC)の日本代表として日本のメダル獲得に大きく貢献した。

    高橋氏は、このような経験を高く評価し、「そこまでソフトバンクを追いかけてきたわけではないので、甲斐選手の細かいことまでは分からないが、キャッチャーとしての能力は高いので、FAでジャイアンツが取れるのであれば、取った方がいい」と断言した。

    育成から支配下を勝ち取り、正捕手の座をつかみ取った甲斐。「甲斐キャノン」の愛称で親しまれる強肩捕手の選択はいかに。今後の動向に注目が集まる。

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