シングルマザーのYouTuber「てんちむ」こと橋本甜歌さんが2024年11月25日に公開した動画で、表舞台に復帰した理由を語った。
「表の仕事ってさ、大変だね」と弱音
てんちむさんは約半年の活動休止を経て、5月に活動を再開し、その直前にはシングルマザーとして子どもを出産したことを報告している。
活動再開の理由は、過去に豊胸手術したことを隠しながら、バストアップ関連商品をプロデュースしたことをめぐり、販売元企業との裁判で5億円にも上る損害賠償を請求され、お金を稼ぐ必要があるからだとしている。
今回の動画は、YouTube活動再開とほぼ同時に復帰した、ショークラブ「ロクサンエンジェル(旧:バーレスク東京)」のダンサーとしての活動に密着するドキュメンタリー。
多忙な日々の中でてんちむさんは「表の仕事ってさ、大変だね」と弱音を吐き、「私、YouTube復帰するのマジで怖かったもん。また言葉の刃の渦に飛び込むのか、みたいな」と本音を吐露した。
「YouTubeをやっている自分が好きじゃなかった」とも
「なぜ表舞台に復帰したのか?」とテロップで質問が表示されると、てんちむさんは「今から自分が普通の昼職に就く、普通の会社員として働くって逆に難しいんじゃないのかなと思ってて。どこかの会社に勤めるっていうのは...わかんないけど、返済できる?」と疑問を投げかけた。
スタッフからの「お金の面も結構大きい?」という質問に対しては、「お金の面も考えましたね」と返答。また、YouTuber一本で活動しない理由については「YouTube一本になることが怖いというのがありますね。自分が炎上しちゃったら、それこそ生活が同時に止まるので。ある意味、不安定な仕事なわけじゃないですか」と語った。
さらに、活動休止前を振り返り「YouTubeをやっている自分が好きじゃなかった」とも。好きではなかった理由は「数字を追い過ぎていた」からだという。
「『オワコン』っていう言葉が怖いとかもそうだし、てんちむの存在価値って数字でしかないというか」「数字を追い過ぎて数字が下がるのも怖いし、数字を追い過ぎてYouTubeを楽しくやってたんじゃなくて自分を切り売りしてた」
そして「いつかは自分の影響力とか名前とか数字とかがなくても、残るようなものを生み出したい」と願望を口にしていた。