「プレミア12」好投の台湾・張奕投手、日本球団が興味 地元メディア報道...昨季まで西武でプレー

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   プロ野球オリックス、西武でプレーした台湾代表の張奕投手(30)に日本プロ球団が興味を示している。

  • 台湾代表・張奕(富邦ガーディアンズのインスタグラムより)
    台湾代表・張奕(富邦ガーディアンズのインスタグラムより)
  • 台湾代表・張奕(富邦ガーディアンズのインスタグラムより)

「プレミア12」決勝戦で3回2安打無失点の好投

   台湾メディア「中国時報」(ウェブ版)が2024年11月26日に報じた。

   張奕は「第3回WBSCプレミア12」に台湾代表として出場。日本との決勝戦では、5回からマウンドに上がり、3回2安打無失点の好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。

   「中国時報」は、「プレミア12で張奕が再び日本のプロチームの注目を集めた」などのタイトルで記事を公開。同大会での張奕の活躍を紹介しながら、日本球団の動向に関して言及した。

   記事によると、張奕の代理人が26日に、日本のプロ球団が張奕に興味を示したことを認めたという。

今季台湾リーグで2勝3敗、防御率4.24

   張奕は、台湾出身で日本ハム、巨人でプレーした陽岱鋼外野手(37)に憧れ、中学卒業後に福岡県の福岡第一高等学校に野球留学した。高校卒業後に日本経済大学に進学し、1年生からレギュラーとして試合に出場した。

   16年に育成選手ドラフト1位でオリックスに入団。19年に外野手から投手に正式に転向し、シーズン序盤の5月に支配下登録された。19年シーズンは8試合に登板して2勝4敗だった。

   オリックスでは4年間プレーし、通算4勝9敗。22年オフに西武からフリーエージェント(FA)宣言し、オリックスに移籍した森友哉捕手(29)の人的補償として西武に移籍した。

   西武では1年間プレーして勝利なしに終わり、23年オフに退団した。その後、台湾に帰国して、24年6月に行われた台湾リーグのドラフト会議で、富邦ガーディアンズに2位指名され入団した。

   地元メディア「聯合報」(ウェブ版)によると、張奕は今シーズン、中継ぎとして24試合に登板し2勝3敗、防御率4.24だった。

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