「あなたに届くように歌う」aiko書いた手紙が大反響 ライブ中に体調悪化のファンを労わる

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   「カブトムシ」などの大ヒット曲で知られるシンガーソングライターのaikoさん(49)は、ライブ中に体調が悪化したファンのために、スタッフを通して手紙を渡す活動を続けている。

   「大丈夫ですか」。ファンあてに手書きしたものをプリントした手紙には、やや丸い白抜きの字でこんなタイトルが付けられていた。

  • aikoさん(2013年撮影)
    aikoさん(2013年撮影)
  • aikoさんのX投稿
    aikoさんのX投稿
  • aikoさん(2013年撮影)
  • aikoさんのX投稿

スタッフから手紙とアメが入った封筒を渡される

   この手紙を撮った写真は、2024年11月23日にXで投稿された。手紙は、菓子のアメとともにオレンジ色の封筒に入れてあった。

   aikoさんは、10月から、ライブツアー「Love Like Rock vol.10」を全国でスタートさせており、この日に大阪市内のライブハウスであったツアーの公演で、投稿者のファンに渡されたとみられる。

   aikoさんはまず、来場への感謝を伝えた後、「大丈夫ですか? ちょっとゆっくりしてね」と書き始めた。久しぶりのスタンディングライブで、窮屈でしんどかったのではとして、「ごめんね」とお詫びの言葉も添える。そして、ライブハウスの外で休んでいて音が漏れ聴こえたとき、ライブの途中だったとがっかりせず、元気になったら会場に戻っておいでと呼びかけた。

「今、この手紙を読んでくれているあなたに届くように歌うからね!!」

   手紙には、水分を摂って深呼吸してと、「すー はー」のイラストまで描いてあった。寒かったり暑かったりするときは、暖めたり涼んだりアメを噛んだりして体調を回復させてほしいと呼びかけ、こうつづった。

「今日はLLR10に来てくれて本当にありがとう。待ってるね! いつまでも」

   最後には、「aikoより」と書かれ、LLR10の旗のようなものを持ったaikoさん自身とみられるイラストが描かれていた。

   写真の投稿者によると、ライブのアンコール場面で、持病による疲れが出て、会場外で休憩し、早めに帰ろうとした。「最後まで聴きたかった」と悲しんでいたところ、「aiko本人からです」と手紙などが入った封筒をスタッフから手渡されたという。

   手紙の写真投稿は、大きな反響を呼び、「こんなの泣いちゃう...」「aikoの文面に私も励まされました」「なかなかできることじゃない」といった声が寄せられている。

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