ITツールを使った業務効率化やリモートワークの推進を評価
公式サイトによると「ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰」は、「仕事と家庭生活の両立の促進や、多様な働き方の導入等の先進的な取組を実施している企業・団体を表彰する」企画だ。県や外郭団体「兵庫県勤労者福祉協会ひょうご仕事と生活センター」などが主催する。
「ひょうご仕事と生活の調和推進企業」に認定されている企業や団体から募集して審査し、24年度は15の企業・団体が受賞している。
メルチュをめぐり、斎藤氏の公職選挙法違反の疑惑が取りざたされているなか、受賞の取り消しなどは検討されているのだろうか。
26日にJ-CASTニュースの取材に応じた県産業労働部労政福祉課の課長は、取り消しは検討せず、「今のところは表彰の方向で検討しております」とした。
しかし、メルチュは29日に予定されている表彰式に欠席する意向を伝えているという。
メルチュの受賞理由については、「Slackや情報共有システムといったさまざまなITツールを積極的に活用して業務効率を進めていること、社員の皆さんが自由度の高いリモートワークを進めていることが理由です」と明かした。
県公式サイトにはさらに、メルチュの主な取り組みとして「家族参加型のイベントや休憩時間のヨガ実施など、ウェルビーイングを意識した取組を推進」「社長および従業員がWLB(編注:ワークライフバランス)に取り組む様子をSNSやYouTubeで積極的に発信」と記載されている。
なお、J-CASTニュースはメルチュにも取材を申し込んだが、期限までに回答は得られなかった。