田中将大は「巨人にマッチする」 球団OBは猛プッシュ「菅野が抜ける穴はかなり大きい」

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「ぜひジャイアンツで200勝を迎えてほしい」

   大リーグのニューヨーク・ヤンキースから復帰して4年目の今シーズンは、23年10月に受けた「右肘関節鏡視下クリーニング術」の影響で大幅に出遅れた。1軍での登板は9月28日のオリックス戦1試合のみで、5回を投げ6安打4失点だった。

   高橋氏は田中の戦力的価値について、こう分析した。

   「勝ち星は時の運。そこは何とも言えないが、(過去に)20数試合はローテーションに入って投げているので、これは間違いなくいいと思う。去年はケガの影響があったと思うが、あまりにもよくなさ過ぎた、というのも自分の中で分かっていると思う。来年にかける思いはかなり強いのではないか。取れば成績を出す可能性もあるので、これはジャイアンツが取る価値があると思う」

   そして、昨年に受けた右肘の手術が来シーズンに及ぼす影響について、元投手目線で次のように解説した。

   「あれだけの投手なのでいろいろ考えて、こういう風にした方がいい、ああいう風にした方がいいと、考えながらやっていると思う。来年の開幕には必ず間に合わせて、いいピッチングが見られると信じている。そこは揺るがないと思っているし、200勝まであと3勝なので、その3勝をぜひジャイアンツで200勝を迎えてほしい」

   田中は楽天で11年間プレーし通算119勝。大リーグのニューヨーク・ヤンキース時代の78勝と合わせて現在、日米通算197勝を記録し、節目の日米200勝まであと3勝に迫っている。

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