「負けたらピッチャーに転向します」
さらに、同メディアは辰己が台湾戦を前にして「負けたらピッチャーに転向します」などと発言したことに言及した。
スポーツ紙の報道によると、辰己は決勝戦前日にメディア取材に応じ、「負けたらピッチャーに転向します。インパクトを残せるのは最後なんで。最後に結果を残すのが主人公。明日は最後なんで勝ちたい」と決意を語ったという。
「聯合報」は、辰己の発言について、「辰己選手は試合(決勝戦)後、『明日からすぐに来季に向けて打撃練習を始める』と述べ、投手転向に関するジョークを撤回したが、ネットユーザーらからは『誇り高き選手が負ける』と批判の声が上がっている」と報じた。
辰己の「声出し」は、日本の野球ファンの間で賛否の声が上がり、インターネット上で大きな波紋を広げた。
Xでは「台湾に失礼 リスペクトに欠ける」「日本がこの発言を良しとするチームなのであれば、負けるべくして負けた様に思います」「相手へのリスペクトなさすぎて泣く」など批判的な声の他に、「辰巳さんの声だし面白かったな~」「辰己選手の声出しになんか泣きそうになった」「辰己の声出し良過ぎるんだけど」「未来から来た辰己さん面白すぎる」と前向きにとらえる声も見られた。
日本は1次ラウンド、スーパーラウンドでそれぞれ台湾と対戦し2連勝を飾るも、決勝戦では打線が沈黙して連覇はならなかった。