冬の防災対策は十分だろうか。2024年元日をおそった能登半島地震は記憶に新しいが、ひとたび災害が起これば停電が心配だ。
照明、生活家電、冬ならば暖房機器など、私たちの生活は電気なしには考えられない。それだけに、あらかじめ電気を蓄えておける「ポータブル電源」は、災害時に欠かせないアイテムだ。
今回、家族4人が自宅にいる時、もしも停電に見舞われたら――。そんな想定のもと、BLUETTI(ブルーティ)の大容量・高出力ポータブル電源「Elite 200 V2」(2024年11月13日発売)を実際に使ってみた。
ほぼすべての家電製品に対応、災害時も安心
大容量・高出力ポータブル電源「Elite 200 V2」は、ハイエンド機で人気モデルだった「BLUETTI AC200P」の後継機種として位置付けられている。従来よりも12%軽量化し、コンパクトになった。
バッテリー容量は2073.6ワット時、定格出力は2200ワット。大容量のバッテリーで高出力を誇り、電力リフト機能により最大3300ワットの電化製品が駆動できる。ほぼすべての家電製品に対応するといえる。
長寿命と高い安全性をもつ自動車(EV)グレードのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用している。そのため、充放電サイクル6000回でも初期容量の80%が利用可能な「超耐久性」、わずか1時間15分で80%充電が可能な「高速充電」も備えている。1日1回使っても、17年以上使えるという。
インテリアにもなじむ「Elite 200 V2」
これだけのスペックがあれば、地震に見舞われた時、冬型の気圧配置による暴風や積雪などによって、電線が切断されて停電した時の備えにもなるだろう。
冬の防災対策として、J-CASTニュース記者が自宅で実際に使ってみた。家族構成はアラフォーの夫婦、保育園児と小学校3年生の娘が2人。4人の家族がそろう土曜日の昼頃、停電になってしまったというシーンとする。
大容量・高出力ポータブル電源「Elite 200 V2」に家電をつなげると、どれくらいの電力を消費するか、どれくらいの時間使えそうかなどを見ていこう。
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Amazonで購入するテレビ、ホットカーペットの使用、スマホ&パソコンの充電に便利
「もし停電になったら、やっぱりテレビをつけたいよね。スマートフォンもあるけれど、テレビの情報が早いんじゃないかな。停電している地域はどこか。ほかにも被害はないかも調べたいよね」
妻のこんな話から最初は、大容量・高出力ポータブル電源「Elite 200 V2」をテレビにつなげてみた「Elite 200 V2」の使い方は簡単だった。
まずは、中央の電源ボタンを押して起動させる。家庭のコンセントはAC電源を使用しているので、「AC」ボタンを押してから、本体のコンセント口にテレビのプラグを差し込む。すると......テレビがついた! 自宅の32型テレビ(50ワット)を20分ぐらい視聴したところ、本体の充電は1%減る程度だった。
電子ケトルを「Elite 200 V2」につなぎお湯を沸かした
つづいて、お昼時はお腹もすく。冷蔵庫の中に食材がなかったら、外食する手もあるが、周囲も停電している可能性が高い。こういう時は、ストックしてあるインスタント食品の出番だ。
インスタントラーメンをつくるため、「Elite 200 V2」を使って電子ケトル(1250ワット)でお湯を沸かすことに。最大量の1.2リットル沸かすのに、5分くらいかかる。2回に分けてお湯を沸かすと、充電は14%減ってしまった。緊急時は使い方に注意が必要か。「でも、インスタントラーメンおいしかったよね」と娘たち。
カーボンヒーターを「Elite 200 V2」につなぎ暖まる
食事を終えて、暖を取りたい。今度はカーボンヒーター(900ワット)を使用すると、10分で充電は9%減ってしまい、電力の消費はけっこう多い。ホットカーペット(2畳用、400ワット)に切り替えると、10分で2%減るくらい。しかも、テレビを見やすいホットカーペットの方が、子どもたちは気に入ったらしい。
テレビに接続しているハードディスクに撮り溜めたアニメを見ながら、ホットカーペットを使ってみると、30分で充電は7%減った。仮に、ポータブル電源が100%充電された状態であれば、約7時間(420分)はテレビ+ホットカーペットを使い続けられる計算だ。
ホットカーペットとテレビを「Elite 200 V2」につなぎ快適に
もちろん、「Elite 200 V2」からスマホも充電できる。スマホの充電に使うUSB-AとUSB-Cポートがあるので、スマホの充電ケーブルは直接ここに差し込む。使用の際は、「DC」ボタンを押す。
試してみると、スマホの充電残量が2%だったのが、わずか3分で10%に復活。1時間後には75%になった。1回のスマホの充電くらいであれば、ポータブル電源の充電残量に変化はなかった。連絡手段となるスマホの充電の心配が減り、停電時は心強いと思う。
ちなみに、電源ケーブルをつないでノートパソコンも使用してみた。1時間ほどメールのやり取りやワードで資料をまとめる作業をしたが、本体の充電は1%減ったくらい。パソコンからメールやチャットを通じた連絡もできそうだ。
スマホやパソコンの充電にも「Elite 200 V2」が活躍
今回は停電時の活用シーンを披露したが、大容量・高出力ポータブル電源「Elite 200 V2」は、キャンプや車中泊などアウトドアシーンでも活躍するだろう。シガーソケット対応の出力ポートを備えているので、車載用のデバイス(冷蔵庫、ポット、扇風機など)を使うことができるからだ。
幅広い使い方ができる大容量・高出力ポータブル電源「Elite 200 V2」の価格は、24万9800円。発売を記念して11月13日~12月3日は、10万円オフとなる特別価格14万9800円で販売する。
BLUETTI公式サイトと、インターネット通販Amazon内のBLUETTI公式ページから購入できる。なお、以下の特別クーポンでさらに5%オフとなる。
BLUETTI公式サイト:PRELITE200V2
Amazonショップ:ELITE200V2
また、11月21日~12月6日はBLUETTI公式サイトと、Amazon内のBLUETTI公式ページで、最大50%オフとなる「BLUETTIブラックフライデー2024」を実施する。
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