楽天電撃退団のベテラン田中将大36歳 移籍先は?新天地で「限界説」払拭できるか

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   2024年11月24日。侍ジャパンがプレミア12で台湾と決勝戦で戦う試合前に驚きの一報が入ってきた。

   楽天・田中将大が自身のYouTubeを更新。田中は

「この度、私は、楽天イーグルスと来季の契約を結ばずに、新たなチームを探すことに決めました。これまでお世話になった球団関係者の皆様、そしてスタッフのみなさん、チームメイトのみんな、ありがとうございました」

と今季限りでチームを退団することを報告した。

  • 田中将大投手の来季の去就は(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
    田中将大投手の来季の去就は(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
  • 田中将大投手の来季の去就は(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

できれば同一リーグの球団に移籍してほしくない...

   球団のレジェンドである右腕が退団を決断した衝撃は大きい。

   楽天の球団関係者は

「日米通算200勝まで残り3勝に迫っていますし、当然ウチで最後まで現役生活を全うするものだと考えていました。チームを象徴する選手ですし、多大な貢献をしてきた功績は忘れません。どこにいっても応援する気持ちは変わりませんが、できれば同一リーグの球団に移籍してほしくないですね」

と複雑な表情を浮かべる。

メジャーから復帰後、4年連続負け越し

   球界のエースとして活躍してきたが、メジャーから復帰以降は不本意なシーズンが続いていた。

   移籍1年目の21年は4勝9敗、22年は9勝12敗、昨年は7勝11敗と3年連続負け越し。昨オフに右ひじの手術を受けて復活を目指したが、今年は春先から状態が上がらず1軍のマウンドが遠かった。

   今季初登板となった9月28日のオリックス戦(楽天モバイル)では5回6安打4失点で敗戦投手に。その後に登録抹消されてシーズンを終えていた。

   全盛期とは程遠い姿に「限界説」が流れるが、新天地で払拭できるか。応援してくれるファンのためにももう一花咲かせたい。(中町顕吾)

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