学校で教える「震災で不要だった物資リスト」に絶賛
災害に見舞われた被災地には日本全国から多くの支援物資が送られてきます。しかし、被災地では必要のないものや、受け取って困ったものが届くこともあったようです。
あるXユーザーのお子さんが学校の「道徳」で「東日本大震災の際にいらなかった物資リスト」というプリントを使った授業を受けてきたといい、「大人がよく知っておいたほうがいいですね、勉強になりました」と投稿。その物資リストの内容に対して、納得する声が集まりました。
子供が道徳で使用した『東日本大震災の際にいらなかった物資リスト』→「善意だって押し売りはアウト」「これはありがたかった」 - Togetter
授業で使われたというプリントには、ネットで拡散されていた情報を引用する形で、東日本大震災の時にいらなかった物資として「千羽鶴・応援メッセージ」「成分表が読めない海外の食品」「冷凍食品」「保存食以外の食料」「古すぎる古着・洗濯していない毛布・布団・下着など」といった内容が挙げられていました。
投稿を見たXユーザーからは「善意だって押し売りはアウト」「自分が被災した時に誰が使ったか分からない下着は使いたくないと思わんかね」と、不要な物資に対するコメントが多数集まりました。
被災地に古着や古い布団が送られてくるという問題について、別のXユーザーからは「自宅に溜まってる古着とか、眠ってる毛布は送りたがる人が多い...利害が一致しそうに感じるんだろうなあ」と、送る理由を考察する声も。
支援する際は、相手が何を必要としているのか、自分が受け取った場合に役立ちそうかといった観点は欠かせないもの。こうした話を「学校できちんと触れてくれるの素晴らしい」と絶賛している人もいました。