元HKT48メンバーで俳優・YouTuberとして活動する兒玉遥さんが2024年11月23日、Xを更新し、海外でスリ被害に遭ったことを明かした。
兒玉さんは、出演した映画「岡本万太」が「タリン・ブラックナイト映画祭」にノミネートされ、映画祭出席のためにエストニアに滞在していた。
「クレカ2枚と運転免許証も盗難され大ピンチな状況に」
兒玉さんは23日、Xで「実は、、、海外でスリされてパスポート紛失しました」と明かした。
「財布一式盗まれてしまい、クレカ2枚と運転免許証も盗難され大ピンチな状況に 初めての経験にすごく動揺しましたし、自分の危機感の無さに反省しました」とし、「皆さん旅行の際はくれぐれもお気をつけて、、、」と注意喚起した。
同日公開した動画では、被害の詳細を語っている。
兒玉さんはホテルの部屋で、コートを着たまま「パスポートていうか財布スられました。終わった......本当にピンチ。戸籍謄本出さないといけないけどさ、マイナンバーーカードもないしさ、原本ってどうすればいいの?」と困惑した様子だ。
スタッフの男性が「とりあえず大使館に連絡したけど......」とするも、兒玉さんは「必用書類が多すぎる。やばい、マジやばい」とお手上げ状態だ。
「エストニアに来てもらおうかな、お母さんに......」
「いや、本当に完璧なスリだったんですよ。一瞬も気づかなかった」とした兒玉さん。「トラム(路面電車)のドアを出る寸前までお財布持ってるのがVlogのカメラに映ってて」とするも、ホテルに到着すると財布がなかったという。
「え、この一瞬で本当に何があった?! みたいな感じ」とするも、かばんの口を開けていたためスリに遭いやすい状況だったと反省を語った。
パスポートの申請のためノートパソコンに向かった兒玉さんは、海外で戸籍謄本を手に入れるのは難しいことから、「エストニアに来てもらおうかな、お母さんに。『旅費出すから』って」。突飛な解決方法に「それが一番早いって。オカン持ってくるってめっちゃ面白い」ともはや笑うしかない様子だ。
手続き方法を確認したスタッフが「お母さんに戸籍謄本撮ってもらって、写真を送ってもらう」方法が使えるとすると、「えー、良かったです! そしたらいけそうですね」と安心した様子でうなづいた。
エストニアの日本大使館のサイトによると、日本に帰るために使える「帰国のための渡航書」を申請する場合、「緊急に帰国する必要がある場合」に戸籍謄(抄)本を申請時に提出することができない場合は、原本を後日郵送することを条件に、ファクスまたはメール添付などを用いた申請も可能だという。
職質されて「パスポートがない」は「すごく危険」
手続きのため証明写真を撮った兒玉さんは、「日本は本当にぬるま湯なんだなと思って。盗難とかもほぼないし、スリとかも遭ったことないし......平和ボケしてるなって思いましたね」とポツリ。
大使館で手続きを終えると、「大使館で帰国のための渡航書、もらえました!」とカメラに渡航書を見せ、「もう2度とこんなヒヤヒヤする思いはしたくないって心に誓いました」とした。
「パスポートをなくすと本当に大変で。特にエストニアはロシアが国境に面しているので、いきなり職質とかされた時に『パスポートがない』ってなると、すごく危険らしいです」
「このまま捕まることも十分にあり得るっていうことで。『あなたはパスポートをなくしたっていうことはとても危険な状態なんだよ』ってことを念を押してご説明いただきました。本当にご迷惑かけて申し訳ないって感じなんですけども」と反省しきりだった。