2024年シーズン、球団史上ワーストの91敗を喫し、最下位に低迷した西武だが、FA補強に動かないことがメディアで報じられている。
若手の伸び悩み、迫力不足の打線
低迷の要因は深刻な貧打だ。
今季はリーグワーストの350得点。規定打席に到達した選手は源田壮亮、外崎修汰のみで、2ケタ本塁打をマークした選手が1人もいなかった。
得点力不足は今年に限った話ではない。
かつては秋山翔吾(現広島)、浅村栄斗(現楽天)、山川穂高(現ソフトバンク)、森友哉(現オリックス)ら強打者を擁して、「山賊打線」と形容された強力打線は過去の栄光に。
近年は若手の伸び悩みで迫力不足の打線となり、投手陣に負荷がかかっている。