「誰よりも穏やかで 優しく、艶やかな人だった」
関係者らからも悲しみのコメントが上がった。
俳優の小沢仁志さんは、インスタグラムで、ありし日の火野さんの写真と、火野さんらと居酒屋で並んだ写真を添え「また大好きな先輩が いなくなっちまった...」と悲しみをつづった。
「『昭和のプレイボーイ』と呼ばれていたが 誰よりも穏やかで 優しく、艶やかな人だった もう少し飲みたかったが またどこかで飲もうよ先輩! それまでは...合掌」
俳優の中野英雄さんも、インスタグラムで「最後は奥様や家族に手を握られながら逝った先輩 素敵だよ」とコメント。「優しく愛が深い火野さん 貴方の笑顔が大好きです いつまでも大好きです」と故人を偲び、「11月3日に電話くれましたね 嬉しかった あの時の声は忘れません また向こうで後輩やらして下さい」と呼びかけた。
火野さんが「相模の彦十」役を務めた時代劇『鬼平犯科帳』公式Xは、火野さんについて「平蔵の昔なじみであり、裏の世界の酸いも甘いも噛み分けた密偵〝相模の彦十〟役を演じ、『新たな鬼平』には欠かせない存在感を示してくださいました」と振り返った。
「火野さんは以前、『鬼平犯科帳』の撮影現場で、『皆があんまり悲しそうだったら笑わせてやろうとか、笑いが多いなと思ったらトーンをちょっと落としてみようとか、そんなことをずっと考えて演じてきました』と話し、物語の中ではもちろん、撮影現場においても心の支えでした」と故人の人柄を偲んでいる。
タレントのいとうせいこうさんも、「火野正平さんが逝ってしまわれた。Vシネの仕事で一緒に泊まり込みで何日か撮影した時、人生のアドバイスを色々してくださった。心の中で叔父貴と呼んでいた。収録先の山荘で麻雀した時の緊張は忘れない」と故人とのエピソードを明かし、「惜しい傑物を私たちは亡くした」とした。
また大好きな先輩が
— 小沢仁志 (@Oreda1962) November 20, 2024
いなくなっちまった…
「昭和のプレイボーイ」と
呼ばれていたが
誰よりも穏やかで
優しく、艶やかな人だった
もう少し飲みたかったが
またどこかで飲もうよ先輩❗️
それまでは…合掌???? pic.twitter.com/ZhNucM1ofW