FA宣言の中日・木下拓哉は残留濃厚なのか 「度重なる故障も影響して...」他球団からの「評価」は

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球団は宣言残留も容認

   木下は20年にリーグトップの盗塁阻止率.455をマーク。翌21年も自己最多の123試合出場で盗塁阻止率.426を記録し、打撃でも打率.270、11本塁打と自己最高の成績を残した。

   強肩強打の捕手として成長曲線を描いていたが、昨年は6月に右大菱形骨骨折れ戦列を離れ、89試合出場にとどまった。

   今季も74試合出場で打率.228、3本塁打、9打点。宇佐見真吾、加藤匠馬が先発マスクをかぶる機会が増え、正捕手という位置づけではなくなっている。

   中日は複数回交渉を重ねており、宣言残留を認めている。他球団から獲得のオファーがない場合は残留するとみられる。

   まだ32歳と老け込む年ではない。中日で巻き返しを目指す可能性が高いか。(中町顕吾)

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