未来を見据えて、企業がこれから使うお金を管理する「財務」
J‐CASTニュースBiz編集部は、調査を行なった「doda」編集長の桜井貴史さんに話を聞いた。
――1位は「財務」(企画/管理)はどういう点が評価されて、総合満足度1位になったのでしょうか。
桜井貴史さん 企業が事業を行うために必要な資金の調達や資産運用、予算管理に携わる「財務」は、未来を見据えて企業がこれから使うお金を管理する職種です。「ワーク・ライフ・バランスを重視しつつ、やりたい業務に携われている」などのコメントが寄せられ、職場環境や仕事内容への満足度が総合的に高いと感じる個人が多いようです。
――「財務」もそうですが、トップ20で最も多いのが「企画/管理」部門ですね。人気の秘密は何なのでしょうか。
桜井貴史さん たとえば、「法務」では企業経営に携わることができることや裁量の大きさが評価されています。「自分のペースでできることが多く、会社経営に関わる重要な業務ができる」といったコメントが寄せられています。
「企画/マーケティング関連事務アシスタント」では、「出社・在宅といった勤務場所や裁量が個人にあり、自由」などと、働く環境の自由度が大きいことが評価されています。
「営業企画」では、「自分の役割も明確で、会社として人材を育てようとする方向性が見える」などのコメントがあり、人材育成に携われることにやりがいを感じているようです。