二刀流復活の大谷翔平、元巨人監督が来季成績を独自予想 打者で「50本・30盗塁」、投手では何勝?

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   プロ野球巨人で監督を務めた野球解説者の高橋由伸氏(49)が、2024年11月18日にまでに公開された元巨人投手、高橋尚成氏(49)のユーチューブ動画に出演し、大谷翔平選手(ロサンゼルス・ドジャース、30)の来シーズン成績を独自予想した。

  • 大谷翔平選手(編集部撮影)
    大谷翔平選手(編集部撮影)
  • 大谷翔平選手(編集部撮影)

「コンタクトの仕方はいいけども完全にフィジカル」

   昨オフにロサンゼルス・エンゼルスからドジャースに移籍した大谷。今シーズンは、23年に受けた右ひじ手術の影響で打者に専念し、チームをワールドシリーズ優勝に導いた。

   159試合に出場し、打率.310、54本塁打、130打点を記録し、59個の盗塁を決めた。出塁率と長打率を合わせたOPSは1.036。来シーズンは、投手と打者の二刀流を復活させる見通しだ。

   今シーズン終盤に現地で大谷のバッティングを視察したという高橋氏は、「パワーがすごい」と驚きを隠さず、「打ち方ではなく、パワーでこの打球速度が出るわけだから。コンタクトの仕方は当然いいけども、完全にフィジカル。しかも今年は投げないから、バッターでいく体を作ったと言っているんでしょ」と語った。

   23年シーズン以来となる二刀流を復活させる来シーズンは、果たしてどのような成績を残すのか。

   高橋氏は打者として「50本塁打、30盗塁」と予想し、その理由をこう説明した。

「盗塁はリスクがあるから...」

   「参考になるのが、エンゼルスの最後の年の途中までだよね。8月に肘をケガして投げなくなった。そしてシーズン途中の9月に手術をした。ホームランは(シーズン)最後まで出れば50本近く打つと思う。盗塁はリスクがあるから、そんなにいかないと思う。30盗塁いくか、いかないか」

   23年シーズンは、シーズン途中の8月に右肘の内側側副靱帯を損傷したことが判明。以降、投手としての出場はなく打者に専念した。23年シーズンは、投手として10勝5敗、打者として打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁を記録した。

   高橋氏は、来シーズンの投手としての成績について「ローテーションで投げたら、これだけ(ドジャースの)打線がいいから2ケタは勝つと思う。15勝くらいじゃないかな」と予想した。

   大リーグにおける大谷の投手としての最多勝利は、22年シーズンの15勝(9敗)で、防御率は2.33だった。

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