「私たちにも反省はあるというのは言えると思います」
ネットの注目を集めているのは、選挙特番で解説を務めた、サンテレビ・藤岡勇貴キャスターの発言だ。
藤岡キャスターは、斎藤氏の当選が確実となった後、「『2人の職員が亡くなった、イコール斎藤さんが原因』という印象を持ってしまうような報道の仕方をしてしまったという反省もあると思います」とマスコミとしての反省を口にした。
職員の死因について「やはり、これは断定はできないんです。だからと言って、プライベートのことが要因なのか。これも断定できない、わからないんですが、『わからない』というのが私は真実かな、と思うんですね」と説明した。
そうした中で斎藤氏の責任をクローズアップしたことに、「皆さんが『なんで(一方的な報道をするの)か』という報道への不信感、それは、こういうことも繋がっていると思う。私たちにも反省はあるというのは言えると思います」とコメントした。
放送局所属のキャスターがこうした発言をすることは極めてまれであり、SNSでは「今更何を言ってやがる! と言いたいところだけど、反省の言葉も出さず"当選はSNS・ネットで支援が広がった為"的な発言の各局・各番組よりは、全然ましだと思う」「結果が出てからなら何とでもいえるけどな それでも反省できるのはえらい」など、一定の評価を示す声も上がった。