ポスティング容認の佐々木朗希 ロッテファンからブーイングなしも...「この前例を許していいか」

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「ビジネスとしての損失が大きい」と球界関係者

   能力は誰もが認めるが、度重なる故障が影響し、在籍5年間で規定投球回にシーズンしたシーズンはゼロ。今季は自身初の10勝を挙げたが、投球回数は111イニングにとどまった。

   佐々木は現在23歳で、契約金や年俸総額などに制限がある「25歳ルール」により、ポスティングシステム利用で球団に入る譲渡金は3億円以下と言われている。

   山本由伸が25歳の昨オフにドジャースから移籍した際、オリックスに5060万ドル(約72億円)の譲渡金が入ってきた。佐々木もロッテであと2年間プレーすれば、少なくとも50億円の譲渡金は手にしていただろう。

   球界関係者は「ビジネスとしての損失が大きい。25歳ルール以下でのメジャー挑戦は認めない制度を作らないと、日本球界で未来を嘱望される若手がどんどんメジャーに行きますよ」と警鐘を鳴らす。

   佐々木の今回のポスティング移籍を、日本球界全体で見つめ直す必要がある。(中町顕吾)

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