ポスティング容認の佐々木朗希 ロッテファンからブーイングなしも...「この前例を許していいか」

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   今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指すロッテ・佐々木朗希。2024年11月17日にZOZOマリンスタジアムで開催されたファン感謝デーに参加した佐々木は、米国に旅立つ前に、ファンに決意表明を行った。

  • 佐々木朗希投手(写真:MEXSPORT/アフロ)
    佐々木朗希投手(写真:MEXSPORT/アフロ)
  • 佐々木朗希投手(写真:MEXSPORT/アフロ)

佐々木の挨拶で温かい空気に

   ファンの思いは分かっている。吉井理人監督が開会の挨拶の際、「来シーズンからマリーンズを飛び出して、高みに挑戦する選手が1人います。そうです。朗希です。朗希、出てきて」と促した。

   佐々木は表情を引き締め、

「今回、球団に後押ししていただき、メジャーに挑戦することになりました。5年間、熱いご声援ありがとうございました。ケガなどで、なかなかうまくいかず、つらい時もあったんですけど、監督、コーチ、チームメート、スタッフ、たくさんの方に支えられ、乗り越えることができました。今回これまで頂いた、熱いご声援、厳しい激励も力に変えてアメリカで頑張ってきます」

と語ると、ファンから大きな拍手が起きた。

「ブーイングはなかったですね。複雑な心境のファンもいたと思いますが、佐々木がきっちり挨拶をしたことで温かい空気になったように感じました。ただ、ルール整備は必要だと思います。佐々木がロッテできっちり貢献して、メジャーに渡ったというわけではないですから...」(現地で取材した記者)
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