「1時間に8.3回の空気が入れ替わる換気量」
衆院事務局は15日、J-CASTニュースの取材に、本会議が開かれている際の換気方法について、「議場用空気調和機により換気しています」と明かした。
本会議場のCO2の室内濃度は、「CO2センサーにより常時計測しています」。具体的には、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律の基準に基づいて、二酸化炭素濃度は1000ppm以下になるように空調管理を行っています」と説明する。
CO2の室内濃度管理が不十分で眠りを誘発しているのではないか、といった意見の受け止めは、「先に申し上げたとおり、関係法規に基づいて適切に空調運転を行っている」とした。
参院事務局にも同様の質問をしたところ、下記のような返答があった。
「参議院本会議場については、中央方式による空気調和設備により、1時間に8.3回の空気が入れ替わる換気量を確保しております。本会議場において二酸化炭素濃度の測定は行っておりませんが、十分な換気がなされており、お尋ねのような室内環境に対しては、問題無いと考えております」