プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(66)が2024年11月14日までにユーチューブを更新し、ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した石川柊太投手(32)の去就について私見を述べた。
「石川はAランクでも取りにいきたいピッチャー」
スポーツ紙の報道によると、石川の今シーズンの年俸は1億2000万円(金額は推定)で、FA移籍にあたって金銭、人的補償を必要としないCランクとみられる。
これにより、複数球団による争奪戦は必至で、所属するソフトバンクをはじめとし、セ・パ両リーグ球団が獲得に興味を示している。
石川の実力を高く評価している高木氏は、「(金銭、人的補償が必要な)Aランクでも取りにいきたいピッチャー」とし、石川の投手としての特徴に言及した。
「ボールの質とか、あのパワーカーブとか、はまったらなかなか打てない。テンポもいい。ちょっとコントロールがアバウトなところはあるけども、球威でカバーをしている。魅力がある」
動画では、石川獲得に向けて、巨人、ヤクルト、DeNA、オリックス、ロッテが調査を行っていると解説し、高木氏は古巣のDeNAが獲得する可能性に言及した。
DeNAは今シーズン、リーグ3位に終わるも、クライマックスシリーズ(CS)を勝ち上がって日本シリーズに進出。同シリーズでは、パ・リーグの覇者ソフトバンクを対戦成績4勝2敗で下し、日本一に輝いた。
「DeNAは怖いくらいやる気になっている」
高木氏は「DeNAは怖いくらいやる気になっている。今度は日本一を優勝して取ろうという思考に変わってきている」と分析し、そのうえで石川の「雰囲気」がDeNAにマッチしていると指摘した。
高木氏は「(石川は)顔つきからしたら、横浜のような顔つきをしている」と切り出し、その理由について、次のように説明した。
「オールスター戦がエスコンフィールドでやった時、札幌千歳に周東(佑京)と石川がいた。『おー、周東』と言ったら、その横に石川がいた。『あれ、横浜顔だな』と思った。勝手に。(横浜顔といったら)山本祐大とか。東(克樹)とか。ああいう可愛いキャラ。可愛らしい系が横浜の顔」
石川は今シーズン15試合に登板して7勝2敗、防御率2.56を記録。18年シーズンには自己最多の13勝を挙げ、ソフトバンクで通算56勝をマークしている。
高木氏は「石川が(DeNA)に入ると相当大きい」と評し、アシスタントから「マネーゲームになった場合、DeNAはどうですか?」と問われると、「負けないと思う」と即答した。
石川は14日にFA宣言選手として公示され、15日から他球団との交渉が解禁される。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 12, 2023
パワーカーブが冴えわたる????
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石川柊太が早くも4奪三振
⚾#プロ野球(2023/5/12)
????オリックス×ソフトバンク
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