FA権行使の阪神・大山悠輔 「直撃取材」のデーブ大久保氏が私見...「阪神に残るのが第1路線」

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「阪神タイガースが手放さないと思います」

   茨城県出身の大山は、16年ドラフト会議で阪神から1位指名されて入団。2年目の18年シーズンに117試合に出場して以来、今シーズンまで7連続で100試合以上に出場している。23年シーズンは打線の主軸として、チームのリーグ優勝、日本一に大きく貢献した。

   大久保氏は、大山の実力に加え、人間性を高く評価した。

   「大山選手の魅力は、あれだけレギュラーを取って阪神の不動の4番。自他ともに認める選手でありながら、ピッチャーゴロを打って、完全にアウトのコールが鳴るまで全力でセーフになりにいく姿勢。あの姿勢が大山選手の魅力で、人間性を表している。ああいうことをやってくれる選手がいれば、どんどん士気が上がる」

   23年シーズンまで巨人のコーチを務めていた大久保氏。大山が巨人に加入すれば、大きな戦力になることは間違いないとしながら、本人を直撃した感想を、こう語った。

   「阪神タイガースが手放さないと思います。大山選手が外に出たくて、他のチーム行きたくてFAをしたのではない。これは100%違います。大山選手と話しても、本当に阪神のことを愛している。自分の評価が聞きたい。これだけです。阪神タイガースといろいろな球団に聞いてみたら、阪神タイガースの誠意をすごく感じた。そういう評価をしてくれるのだなとなったら、阪神に残る。これが第1路線だと思います」

   阪神と巨人の激しい争奪戦が予想される中、大山の決断はいかに...今後の大山の動向に大きな注目が集まる。

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