連日報じられる所謂「闇バイト」問題をめぐり、2024年11月8日、スキマバイトサービスの「タイミー」公式Xが利用者に注意喚起した。その中で、タイミー側が講じている対策として「求人内容は、勤務日までに全件チェックする体制」をとっていると明かしたが、これに「掲載前にチェックするべきでは」と疑問の声が寄せられている。
こうした声にタイミーは、「皆様からのご意見を踏まえながら安心安全にサービスをご利用いただける環境を作るため、引き続き対策の強化に向け取り組んでまいります」とコメントした。
違和感のある求人には「通報ボタン」の使用を呼びかけ
タイミーをめぐっては、掲載されていた求人が「闇バイト」ではないかとするSNSで指摘が相次いでいた。
タイミー公式Xは、闇バイト対策として「求人を掲載する事業者のチェック」と「求人内容のチェック」を中心に行っていると説明。求人内容は「勤務日までに全件チェックする体制を構築しており、怪しい求人は掲載を止める措置を講じています」とした。さらに、怪しい求人を見つけた場合や、現場で違和感を感じた場合はアプリ内の「通報ボタン」で知らせるよう呼びかけた。
代表の小川嶺氏もこの投稿を引用し、同様の内容を呼びかけた。
しかし、Xでは「個人情報渡したらアウトなので、勤務日まででは手遅れ。チェックしてから掲載しないと」「いや、掲載する前に吟味してよ。なに利用者に丸投げしてんの」「取引前に反社チェックしてないんか?」など、疑問や批判の声が相次いだ。