警察署、総務省、地方銀行...本物を装う国際電話・SMS詐欺が横行 見分けるコツは頭の国番号「+」

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今週は〇〇銀行週間というふうに、集中豪雨的に詐欺メール攻撃

   国際電話詐欺以外で最近増えているのが、地方銀行などの金融機関を名乗るSMSだ。

   興味深いことに、数日間単位で1つの地域に「〇〇銀行ラッシュ」の重点爆撃的なSMSが送られてくる。「あなたの口座から多額の預金が不正に引き出されている」といった内容だ。

   同社によると、今年8月は「北海道銀行」「岩手銀行」など北海道、東北地方の銀行を名乗った。9月7日には「関西みらい銀行」「池田泉州銀行」「南都銀行」。9月21日~25日は「静岡銀行」に集中したという【図表4】。

「これは1つの、あるいは複数の犯行グループが、今週は『北海道銀行週間』といったふうに、北海道全域の不特定多数の人々にフィッシング詐欺のメールをばら撒き、口座を持つ人のほんの一部でも引っかかればいいと、日本全国を縦断しているものと思われます」(担当者)

   この手口は、銀行だけでなく、イオンカード、メルカリ、ヤマト運輸、Netflixなどさまざまなブランド名を名乗って集中豪雨的に行われている。

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