スキマバイトサービスの「タイミー」を運営するタイミーの代表取締役・小川嶺氏が2024年11月8日、同サービスでいわゆる「闇バイト」に関する案件の募集があったのではないかとする疑惑について、Xで声明を発表した。
「情報漏洩防止の為、携帯電話や荷物を預かります」に疑惑
「闇バイト」ではないかとして波紋を広げていたのは、タイミーに掲載されていた「深夜の散歩が好きな方必見! 夜道で猫を探すバイト」とする案件だ。業務内容は「指定された道を通り、猫がいたところを地図上で印をつけるだけです!」という。簡単な作業に思えるが、報酬は深夜1時30分?4時30分の3時間で7500円と高額だ。
一方で「情報漏洩防止の為、携帯電話や荷物を預かります。その為なるべく軽い荷物で来るようにお願いします。作業時間、ご自身で管理していただくのは財布と筆記用具のみになります」との注意書きや、「働くための条件」として「指示やお願いに素直に行動できる方」との文言もあった。
「猫探し」をうたってはいるものの、不明瞭な条件がつけられていることに疑問を持ったユーザーがSNSで募集案件のスクリーンショットを投稿すると、「闇バイトで強盗する家探しにしか見えない」「単なる猫探しで携帯と荷物を預かるのがすでに異常」などとする指摘が相次いだ。