今オフ、巨人の大型補強はあるのか? 「打てる野手を漁ってくる」高木豊氏がトレード予想

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    プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(66)が2024年11月7日までにユーチューブを更新し、今オフの巨人のトレードを独自予想した。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
    巨人の本拠地・東京ドーム
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「単純に言えば、巨人は動くと思う」

    阿部慎之助監督(45)就任1年目の今シーズンは、安定した投手力でリーグ優勝を果たした。チーム防御率2.49はリーグトップで、381失点は最少だった。失策58個もリーグ最少で、高い守備力を誇った。

    セ・リーグ覇者として臨んだクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでは、DeNAの通算3勝4敗(3勝のうち1勝は巨人のアドバンテージ)で敗退した。第4戦は4-1で勝利したが、シリーズを通して打線が不調でDeNAに競り負けた。

    日本シリーズ進出を逃した阿部巨人。スポーツ紙の報道によると、今オフはフリーエージェント(FA)補強を行う見通しだという。FA補強に続いてトレードでの補強もあるのか。

    高木氏は「単純に言えば、巨人は動くと思う」と切り出し、「昨年はピッチャーでものすごく動いた。今年は打てる野手。とりあえず守備はいいから打てる野手。これを漁ってくるのではないかと思う」との見解を示した。

    今シーズンのチーム打撃を見ると、打率(.247)はリーグ2位をキープしたものの、462得点はリーグ4位だった。スポーツ紙の報道によると、巨人はFA権を持つ阪神の大山悠輔内野手(29)が権利を行使したときに備え、調査をしているという。

「基本的には打てる人がほしい」

    このような背景を踏まえ、高木氏は巨人が求める選手のタイプに言及した。

    「打率というよりも、しっかりバットを振れて、期待感のあるやつ。あまり実績のあるやつは取れない。投高打低なんだから。しっかり打てるかどうかを見極めて、『こいつだったら可能性があるな』という人をトレードしてくるとか。そういうことになると思う。とりあえず、とにかくバットをぶんぶん振れるやつだったら。単純なことしか今のところできないと思う。なかなか具体化はできないと思う。だけど、基本的には打てる人がほしい」

    そして、こう続けた。

    「例えば、(阪神の)大山(悠輔)がFA(フリーエージェント)を持っている。手を挙げたらいの1番に行くと思う。やっぱりああいうタイプを取りたい」

    FA有資格者が権利行使の手続きをできる期間が11月5日に始まり、各球団はトレードを含め戦力補強に向けて本格的に動き出す。

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