和光堂のシリアルに異物混入?外部機関は「肉片」と分析... アサヒグループ「出荷後に付着した可能性が高い」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「勘案により、社外公表を行わず」

   同社は10月9日に検体を受け取り、22日に調査報告書を客に発送したとしている。今回の事案は所轄の保健所に報告したとしているが、これまで公表しなかった理由は下記の通り説明している。

「食品衛生法や食品表示法のように、食品の事業会社の責務の考え方に則り、健康被害への影響、拡大の可能性、違法性がないか、あとは混入の可能性が極めて低い等々の勘案により、社外公表を行わず、お客様と個別にご対応させていただいておりました」

   同様の理由で商品回収は予定していない。とはいえ、「お客様にご心配おかけしたことを大変お詫び申し上げます。弊社といたしましては、より一層、品質管理につとめて参る所存です」と受け止めている。

   一方で今回に限らず、SNS上では和光堂商品の異物混入を訴える投稿がたびたび見られ、ブランド公式X「お客様サポート係」(@wakodo_support)も対応にあたっている。これをふまえて再発防止策を尋ねると、広報は「より一層、品質管理につとめて参る」と重ねた。

1 2
姉妹サイト