「今シーズンは負傷や球速の減少を経験」
地元メディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、ESPNが発表したFAランキングに反応し、佐々木が2位に入ったことに疑問を投げかけた。
記事では「ロッテ球団が米国進出をまだ許していない中、FAランキングではトップクラス投手と評価されている」とし、「メジャーリーグのトップクラスFA先発投手であるコービン・バーンズ(3位)、マックス・フリード(6位)、ブレイク・スネル(8位)を抜いて投手の中で最高順位を記録したのだ」と伝えた。
そして、日本球界におけるこれまでの成績を振り返り、こう指摘した。
「佐々木はNPBで一度も規定イニングを超えたことがなく、今シーズンは負傷や球速の減少を経験した。『耐久性』で大きな懸念を生んだという点で、破格的な評価といえる。もちろん、ロッテに承認されておらず、実際、来年のメジャーリーグマウンドに彼が立つことになるかはまだ不透明だ」
佐々木は今シーズン18試合に登板し、自身初の2ケタとなる10勝を記録した。キャリアハイを達したものの、今シーズンは2度、戦線を離脱。年間を通してローテーションを守れず、規定投球回は未達に終わった。
佐々木の大リーグ挑戦に関して、現時点で不透明だが、米メディアの注目度は高く、今後の動向に目が離せない。