中日はビシエドを残すべきだった? 「決断早すぎた」球団OBは断言「まだ5年はやれる」

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「35歳は決して終わりという年齢ではない」

   田尾氏は、ビシエドが18年に急激に打率を上げた要因に言及。当時の打撃コーチによるアドバイスが的確で、ビシエドの打ち方にマッチしたという。このエピソードに加え、自身の楽天監督時代の経験を踏まえ、ビシエドの可能性について私見を述べた。

   「いいアドバイザーが近くにいると、ビシエドは必ずまたやると思う。年齢が35歳。どうってことない。僕が楽天(監督の)1年目は、35歳以上が17人いた中で監督をさせていただきました。だから35歳は決して終わりという年齢ではない。うまくいけば、まだ5年はやれる」

   そして、ビシエドの今後に関して、次のように予想した。

   「たぶん、他球団のどこかが取ると思います。パ・リーグだったらDHが使える。守備はうまい。1塁を守らせたらできる。レギュラー確定というチームでなければ、ビシエドを1塁でやらせられる。あともうひとつの利点は、外国人枠を使わないでもいいということ。日本人扱いになる。そういうことからすると、本当に使いやすい選手。問題は給料が高い分、いろいろ痛手があるかもしれないが、それ以上の期待が持てる選手」

   ビシエドは中日に9年間在籍し、通算139本塁打、549打点、打率.287。出塁率と長打率を合わせたOPSは0.812と高い数字を残している。

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