兵庫県知事選挙「斎藤元彦フィーバー」演説に大観衆 不信任可決から失職、出直しで風向き変わった?

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最初は1人、今は商業施設2階から見物するほど大勢に

   告示後最初の週末は、3連休となった。斎藤氏は積極的に県内各地の駅前で街頭演説を行っている。Xに投稿された写真や動画を見ると、見物人は相当多く、商業施設の2階から遠巻きに斎藤氏の話を聞いている人も多い。

   別の動画でも、もはや斎藤氏がかなり遠くにいて、近づけないほど聴衆が集まっている様子が映されていた。知事失職直後の9月30日朝、JR須磨駅前で1人立ち、「おはようございます。いってらっしゃいませ」と頭を下げる斎藤氏に、立ち止まって声をかける人はおらず、支援者の姿もなし――。こんな当時のニュース映像と比べると、注目度は雲泥の差と言える。

   複数の報道によると、兵庫県議会最大会派の自民党と、公明党は自主投票としたという。読売新聞オンライン11月2日付の記事は、自民党兵庫県連が斎藤氏の支援を容認する決定をしたと報じた。

   兵庫県知事選は斎藤氏の他、前参議院議員の清水貴之氏、前兵庫県尼崎市長の稲村和美氏、医師の大澤芳清氏、レコード会社社長の福本繁幸氏、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏、情報分析会社社長の木島洋嗣氏が立候補している。

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