「ソフトバンクに慢心があったと言われても仕方ない」
スポーツ紙デスクが「勝負の世界は分からない。ただ、ソフトバンクに慢心があったと言われても仕方ない。あの発言はまずかったですね」と指摘したのは、1-4で敗れた第3戦だった。
6回1死一塁の場面で「指笛」が球場内に鳴り響き、マウンド上のDeNA左腕・東克樹が球審にアピール。審判から、「投手が投げる際の口笛はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます」とアナウンスが球場に流れた。
試合後に小久保監督はこの場面について聞かれ、「よく分からないですね。口笛って何? 指笛? 笑ってしまいましたね。みんなで大爆笑していました」と発言したことがメディアで報じられ、批判の声が集まった。
「指笛を口笛とアナウンスしたことに対して笑ったということで、DeNAをバカにしたわけではないが、東が神経質になっている場面で大爆笑したというのはデリカシーがなかった。あの試合から流れが変わったように感じます」(前出のスポーツ紙デスク)
口は禍の元...。DeNAの勢いに呑まれた形となり、日本一は来季に向けての宿題となった。(中町顕吾)