DeNAが下克上を完遂した。2024年11月3日の日本シリーズ第6戦、DeNAはソフトバンクに11-2で勝利。DeNAは対戦成績を4勝2敗とし、1998年以来26年ぶりの日本一に輝いた。
日本シリーズ連勝記録を14に伸ばしたソフトバンクだったが
両軍の勝ち上がり方は対照的だった。
DeNAは優勝争いに絡めずシーズン3位に終わったが、CSで阪神、巨人を撃破して大舞台へ。
一方のソフトバンクは、小久保裕紀監督が就任1年目としては歴代最多の91勝をマークし、首位を独走。4年ぶりのリーグ優勝を飾ると、CSファイナルステージも2位の日本ハムに3連勝と圧倒した。
戦前の下馬評はソフトバンク有利の声が多かった。
実際に敵地・横浜スタジアムで2連勝と好スタートを切り、日本シリーズの連勝記録を14に伸ばした。
このまま本拠地・ヤフオクドームで頂点に上り詰めるかに見えたが、まさかの3連敗。再び横浜スタジアムの第6戦で仕切り直ししたが、2-11と大敗を喫して終戦した。