SMBC日本シリーズ2024第6戦、横浜DeNAベイスターズ―福岡ソフトバンクホークスが2024年11月3日に行われ、DeNAが11-2でソフトバンクを下した。対戦成績を4勝2敗とし、「マシンガン打線」で強打を誇った1998年以来、26年ぶりの日本一に輝いた。
レギュラーシーズン、DeNAはセ・リーグ3位だったが、クライマックスシリーズで2位・阪神、1位・巨人を撃破。シーズン3位からの日本一は、2010年に千葉ロッテマリーンズが達成して以来の「下剋上」となった。
また、経営母体が12年にディー・エヌ・エーとなってから初優勝となった。
三浦監督、胴上げで5回宙を舞う
試合が動いたのは2回裏、5番・筒香嘉智選手がセンターへのソロホームランで4試合連続での先制。ソフトバンクは4-0で迎えた4回表、柳田悠岐選手の2ランホームランで追い上げた。
ところが5回裏、尾形崇斗投手から代わったスチュワート・ジュニア投手が1アウトを取るも、ヒットとフォアボールで失点を重ね降板。代わった岩井俊介投も勢いを止められず、DeNAは打者一巡の攻撃で、一挙7点を奪った。投げては、先発の大貫晋一投手、濵口遥大投手へとリレーし、最終回はクローザーの森原康平投手がゲームを締めてゲームセット。
優勝決定後、DeNA三浦大輔監督は胴上げで5回、宙を舞った。試合後のインタビューで、三浦監督の第一声は「最高にうれしいです」。選手時代もベイスターズ一筋を貫いた「ハマの番長」は喜びを爆発させた。
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