「急いでいたわけではなく、詳細を答えるのは控えたい」
「この件につきまして、多大なるご迷惑とご心配をおかけすることになり、大変申し訳ございません。交通使者としては、あってはならないことをしました。所轄の警察・運輸局へ報告し、その指導を待つ状況です。また、当該乗務員と管理者を含め、厳正な処分を下しました」
そのうえで、「今後このような事を二度と起こさぬよう、会社として乗務員の教育を徹底し、法令を必ず守る事を指導して参ります」としている。
播磨乃国観光バスの担当者は11月1日、J-CASTニュースの取材に対し、バスの運転手がなぜこのような行為をしたのかなどについて、こう話した。
「急病が発生したり、空港に向かおうとしたりはしておらず、乗務員は、急いでいたわけではありません。詳細については、お答えを控えさせていただきます。道交法違反にはなりませんが、抵触する恐れのある法令については控えたいと思います。バス会社として、モラル的に問題があったと考えています。警察には、今回のことを報告して、指導を受けています。運輸局にも報告しました。弁護士と相談しており、乗務員は今後処分します。今後は、このようなことがないようにしたいと思っています。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)