日本シリーズ3連敗のソフトバンク「やることが全くだめ」 横浜OB辛らつ...「ブルペン陣の差」指摘

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   プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球解説者の高木豊氏(66)が2024年10月31日にユーチューブを更新し、同日みずほPayPayドームで行われた日本シリーズ第5戦、ソフトバンク対DeNAを独自分析した。

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「戸柱のリードの執念を感じた」

   元横浜ベイスターズの投手で、野球解説者の野村弘樹氏(55)をゲストに迎え、野手、投手の両目線から試合を解説した。

   試合は、DeNAが3回に筒香嘉智外野手(32)のタイムリーで1点を先制。4回には無死1、2塁から3番・牧秀悟内野手(26)が3ランを放ち、リードを4点に広げた。

   福岡入りしてから好調のDeNA投手陣は、この日も先発アンドレ・ジャクソン(28)が力投した。7回を投げ3安打無失点8奪三振と、ソフトバンク打線を抑え込んだ。8回は伊勢大夢(28)、9回は中川颯(26)がきっちり抑えて完封リレー。

   7-0で大勝して3連勝。対戦成績を3勝2敗とし、11月2日から舞台を地元横浜に移す。

   快進撃が続くDeNAと対照的に、ホームでの3試合でわずか1得点のソフトバンク。野村氏は「横浜での2試合、ソフトバンクの強さが際立った。福岡に入って別のチームに見える。投打ともに」と率直に語り、同調した高木氏は「どっちが貯金40したチームか分からない」とした。

   そして、3回のDeNA戸柱恭孝捕手(34)のリードに言及。「戸柱のリードの執念を感じた」と唸った。

「三浦監督にはまだ攻めるという気持ちがある」

   ソフトバンク1点ビハインドの3回、先頭・周東佑京内野手(28)がヒットで出塁した。1死後、柳田悠岐外野手(36)の打席で周東が盗塁を決めた。そして、2死2塁で栗原陵矢内野手(28)を迎えた。バッテリーの選択は、6球全てチェンジアップ。結果、栗原は空振り三振に倒れた。

   DeNAの好調の要因として、高木氏は三浦大輔監督(50)の起用法を挙げた。第5戦は、1塁を守っていた佐野恵太(29)を下げ、マイク・フォード内野手(32)を「5番・1塁」で先発起用した。

   高木氏は「DeNAはフォードをファーストに使って、筒香を7番レフト。それで佐野を外した。これが当たった。ソフトバンクはやることが全くダメ。なんかハマってこない」と指摘し、DeNAが「ハマっている」と感じた7回の攻撃に言及した。

   「7回に先頭の筒香がヒットで出た。ここで『代走を使わないんだ』と思った。(三浦監督は)守りにいかなかった。(もう1度打席が回ってくる可能性が)あったとしても、今のソフトバンクのバッティングの状態だったら大丈夫だと思ったが、(三浦監督は)気持ちを引かせない。まだ攻めるという気持ちがある」

   横浜ベイスターズの投手コーチを務めた経験のある野村氏は、第3戦から第5戦までのDeNA投手陣を絶賛。「DeNAは見事。ピッチャー陣が3試合で1点しか与えていない。ブルペン陣の差が出ている」と私見を述べた。

   対戦成績3勝2敗で日本一に王手をかけたDeNA。注目の第6戦は、DeNAのホーム横浜スタジアムで11月2日に行われる。

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